Chat-GPTより凄い!?BingAIとは概要とChatGPT との違いを解説

BingAIとは
Microsoftは2022年2月8日に、同社のWebブラウザのEdgeと検索エンジンのBingを再発明したと発表しました。
特にその中でもBingにChatGPTでも利用されている大規模言語処理用(Large Language Model)のAIモデルである、GPTを利用したAIチャットサービスの搭載が話題になっています。
このサービスは従来の検索エンジンではワードで記事を検索して、内容を確認して答えを得る必要を省き、Bing上で対話をしながら必要な情報を出力したり、記事を要約することができるとしています。
BingAIとChatGPTの違い
Bingに搭載されたAIチャットもChatGPTも双方AIモデルのGPTを利用したチャットサービスですが、BingではChatGPTに搭載されているGPT-3.5を発展させたPrometheusという大規模言語処理用のAIモデルを採用しています。
また検索エンジンのBingにも利用されているBingSearchからリアルタイムで情報を収集し、学習させることで常に最新の情報を提供することが可能になります。
ChatGPTは優れたAIチャットサービスですが、反面モデルになっているデータが2021年までだったので、最新の情報をたずねても最適な回答が得られなかったですがBingに搭載されているAIモデルでは常にリアルタイムでデータを取り込むことで最新の情報やより洗練された回答が可能になります。

BingAIの利用方法
2023年2月時点で事前登録したユーザーから順次アクセスする形になっています。
BingのエントリーURLにアクセスして順番待ちリストに参加するをクリックすることでエントリー出来ますが、登録に際してはMicrosoftEdgeとMicrosoftアカウントが必要になります。

またスマートフォンへのBingアプリのインストールとPCでMicrosoftEdgeを既定のブラウザにすることで優先的に案内を受けることが可能になります。
ただしMicrosoftのCorporate Vice President & Consumer Chief Marketing OfficerのYusuf Mehdi氏は「新しい AI を搭載した Bingが48時間で100 万人以上がプレビューの順番待ちリストに参加しました。」としており登録するには早めにした方が良さそうです。
BingAIの利用イメージ
現在新しいBingは順番待ちの状態ですが、利用イメージも公開されています。

例として「コーティングを助けてほしいという」というボタンをクリックすると「Pythonでフィボナッチ数列を求めるプログラムを書いて。」とチャットした場合のイメージが表示されます。

ChatGPTと同様にプログラムコードの生成が可能なほか、ChatGPTにない機能として参照元を表示できる機能もあります。
また「おいしい3品コースのメニューを作成してください。」というボタンをクリックすると「ベジタリアンの6人でディナーパーティーを開く必要があります。チョコレートデザート付きの3品のコースメニューを提案できますか?」とチャットした場合のイメージが表示されます。

あくまでデモ画面ですが、ある程度正確な文書が出力はされているもののメインの料理の提案が店舗のコース料理を進めれる回答になっており正確ではありません。
同じ質問をChatGPTに訪ねてみましたが、ChatGPTの方が正確な回答を得られておりここら辺は各AIの癖みたいなものがあるのでしょうか?

この記事では、BingAIの解説とChatGPTとの違いについて解説しました。
また改めて新しいBingが利用できるようになれば比較記事を書きたいと思います。
\ご覧いただきありがとうございます!/
チャットボット開発等のPoC開発
承っております!

- “ChatGPT × 社内データ“のAIチャットボットを作りたい方
- 自社の業務にジェネレーティブAIを適用したい方

Recruit
現在、生成系AI事業急成長のため
積極的に人材採用を行なっています
ChatGPT講演会承っております!
